アド アストラ

9月22日
昨日よりは薄い雲が出ているがまだいい天気のニセコ。



さすがに昨日羊蹄山だったので今日はインドアかな。　と朝からPCで調べてみると週末に公開になったばかりの　ブラビの新作　アドアストラが小樽で上映している。
デカプリオと共演している映画の方が評判はいいようだか、こちらも映像がかなりいいという前評判。
しかし、　さすが小樽。　当日朝にチケットを買おうと思って座席マップを開いてみるとまだ1枚も売れてないじゃないか。　通路に面した真ん中くらいの座席を抑えて　小樽へ。

https://youtu.be/g5h8RAGYLZQ

お昼過ぎの上映なので朝ゆっくり家を出て途中に買い物したり、　うどん食べたりしても余裕で間に合う。　上映１０分前に座席に着くが、やっぱりガラガラ。　上映開始時に見渡してみるけど　１０名くらいじゃないか？　　本当はTHXとか設定があればいいんだろうけど、（小樽にIMAXはない）なぜかTHXでは　記憶に‥　を上映している。
ここから先は　ネタバレを含みますので　これから映画を見に行く人はスルーしてください。





上映開始時から　アンテナのメンテナンスの場面など、高所恐怖症の日とはちょっと震えるんじゃないかって感じの高度感。　宇宙でもない、ビルの屋上でもない場所ってなかなかない。
ちょっと近未来の時代設定。　月には意外とすぐに行ける時代。　まくらと毛布を借りて１２０ドル掛かるって　LCCなのかな？　結構にぎやかな月面基地。　でもその後のカーチェイスって必然性ある？
その後のストーリにどうつながるんだろう‥
火星に向かう間にノルウェーのラボからの救難信号に応えて救助に向かうけど、中で暴れていたサルとか、どうなの？　　単に船長が死んでしまうための演出？　海王星までいって　宇宙船に戻るときに　板をひっぺがして　方向も考えずに飛び出してジャスト戻ってこれるの？　この前ゼログラビティ―を機内で見たのでそんなに簡単にピンポイントで戻れるのかよ。と突っ込みたくなる。
近未来なので今の時代ではわからないテクノロジーでナビゲートしているのかもしれないけどその割に宇宙船に飛び移るときはかなりハードランディング。　
でも映像は確かにきれい。ディティールにも凝っているのがわかるんだけど、だったら脚本ももうちょっとディテールにこだわってほしいな。　
ブラビの存在感もあるし、ちらっと出てきたリブタイラー。　トミーリージョンズはメイクなのか年取ったな‥
結局　壮大なストーリなのかと思ったけど、ブラビの内面の葛藤の映画なのね。と思うのでした。
ということで　星2つ（５つで満点）　あくまでも個人の感想です。
美しくて寂しくって暗くて寒々とした宇宙の映像を見たい人、　ブラビのファンの人にはお勧めです。