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世界一幸福な奴に会ってきた  その4 [旅]

5月3日
パース4日目。
実質パース滞在最終日なのだが、特に予定はない。 というか行くところはたくさんあるのだが、翌日帰るのでそんなに遠くへはいけない。 買い物で1日つぶすのはちょっともったいないな。ということでこういう時に役にたつのはHIS。
世界中だいたいどこにでもあるので、大して用は無いけど、ヒントをもらいにふらっと立ち寄ることは多い。 パースのオフィスはホテルのそばだったので、AM10くらいに寄ってみたが、連休中の週末だったこともあって結構スタッフの皆さん殺気立っている。 
半日くらいワイナリー巡りでもしたいな?と投げてみたが、あまりいい情報は無かったが、とりあえず現地の旅行会社が運航しているワイナリー巡りの循環バスがあるというリーフレットを入手。
どうなるかわからないが、とりあえずバスの乗車場まで電車で移動してみることにした。
電車で30分弱。 駅前に運航している事務所とか待合室とかあるわけでもなく ただ道端にのぼりが立っていた。

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リーフレットには予約とはな必要なく、バスに乗って料金払え。30分に1便くらい来る(一応英語で)と書いてあったので待っていると10分ほどで明らかに路線バスとは違うバスがやってきた。
他に乗客は無し。 料金A$20PPをカードで支払って ハズキルーペがないと読めないくらい字が小さい路線図をもらって席についてみた。
ぽっちゃりとしたドライバーがどこへ行きたい?とか聞くけど、全然予備知識なく来ているので 眺めのいいレストランのあるワイナリーと 言ってみたが、ドライバーは残念ながらあまり詳しくないようだった。
とりあえずバスは走り出したが、 このドライバー クィーンのWe are the Champion をずーっと歌っている。それもサビのところだけ。 映画でも見たのか? こっちも適当に合いの手入れたり 手を振ったりしてブドウ畑の中をバスで走った。 これがきっかけで 我が家ではこのドライバーをフレディーと呼ぶことにした。
1件目のワイナリーに立ち寄ったが結構立派だったので とりあえず降りてみるか? ということで立ち寄ってみた。

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後で判るが この辺では一番の規模らしい。
ブドウ畑が広がっていかにもワイナリーといった風景。

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ただブドウの収穫時期はもう終わったみたいだ。
内部にはレストランやら売店やらテイスティングルームやら充実。
早速試飲いただいてみます。

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シラーとカベルネソービニヨン。 なかなか濃厚な飲みごたえ。 こういうの好みなんだよな。
でも1件目なのでまだ買わないことにしよう。
バスを降りたところで30分後くらいに バスが来ましたが さっきとは違うバスだった。
どうやら2台で回しているみたい。一応 行きたいところを 路線図で伝えて乗車。
このバスは路線がちょっと違って前日に立ち寄った 私設動物園にも立ち寄るバスだった。
見覚えのある道を通って動物園のゲート到着。しかしお客はこの時にはいなかった。当然バスは出発。
5分ほど走ってドライバーに無線が入って ほどなくロータリーでUターン。
どうせ 乗り遅れた乗客か身内の人間が事務所に電話して 無線入れてもらったんだろうと タカをくくっていたら 動物園のゲートまで戻って 案の定 ぽっちゃりとした 女性が一人かなり高いテンションんで乗り込んできた。
その後 ルート図通りに戻って我々の行きたいと思っていた場所の手前で降りて行った。
こちらもその次にバスが止まったところで 下車。 

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ここでお昼にしよう。 駐車場は 地元?の車でいっぱいの大きいテラスがにぎわっていたレストラン。注文の仕方は街中のパブと同じで先に注文、支払い。 飲み物はカウンターでピックアップ。料理は番号札を受け取ってテーブルで待つというスタイル。

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周りはワイナリーだが、ビールもうまい。 冷えたシャルドネとピザ。
暖かい日差しと風が気持ちいいところだ。 お客さんもひっきりなしだ。
食後にバスを待つが今度はなかなか来なかった。 20分くらいは待ったかな?
さっきと同じバスだった。 次はちょっとルートのはずれにあるワイナリーを目指す。
それでも走って5分くらい? メインの道路から一本内側に入ったところにあるワイナリー前で降ろしてもらって 次のバスは20分後に来るよ。 その次は1時間後かな?という情報をもらってワイナリーには行ってみた。

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今度はこじんまりとしたなんとなく品がいい ワイナリーだ。 レストランもショップもモダンだ。
何しろ20分。 ちょっとおねー系な店員さんに試飲させてもらって 白を選んでみる。
3種類くらい飲み比べて 1本選んでみた。 
もっと時間があったら 食事してゆっくりしたいと思わせるくらい いいいところだ。
次のバスはほぼ20分後にちゃんと来た。ドライバーはフレディだ。 何しろ向かっているバスの中から手を振っている。 ハロー フレディ! といってバスに乗ると 大喜びでまたもや We are the Champion を歌ってくれた。 もう一軒立ち寄りたいな ということで 別のワイナリーによってもらうことに。  すぐに到着するが 降りるときに フレディがタイムテーブル見ながら次は1時間後ね。ということだった。
ここも結構規模の大きいワイナリーでレストランのテラスでは地元の体格のいい野郎どもが昼間から呑んでいやがる。 ここで赤を2本チョイスしてみた。


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ワインを買って池のそばでバスを待っていると 手を振りながらフレディがやってきた。
バスには動物園で後からバスに乗り込んできたぽっちゃりちゃんも。
この後バスは駅に戻るのだが ぽっちゃりゃんからチョコレートもらったり、フレディと別れ際 ハグしたりとなかなか面白い時間だった。おまけに駅で切符買おうとしたところ小銭がなかったところ、ぽっちゃりちゃんが切符代をおごってくれたりと なかなか楽しい時間だった。
ちなみに ぽっちゃりちゃんはテキサスにあるオイルメジャーの1社のQAエンジニア。 上海での打ち合わせの後に週末だけパースに遊びに来たそうだ。

夜は明朝早いのでホテルのそばにしようと桟橋のそばのレストランへ。

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本当に地ビールレストランが多い。

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最後なんで生ガキたべちゃおう。

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なんだか言われなかったらシンガポールかと思う。

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翌朝はパースからまたしてもバンコク経由で帰国。 次はどこへ行こうかな? おわり。

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